しごき・決め押しに対応したシェル要素(TTSシェル)

しごき・決め押し成形は板内・板外の応力差を緩和するため、スプリングバックを抑制するメリットがあります。PAM-STAMPではTTS（Through Thickness Stress）シェルを使用することにより、通常のシェル要素では考慮されない板厚方向の応力が考慮され、しごき・決め押しを再現します。シェル要素で潰される現象を再現できるため、ソリッド要素で計算をする必要がなく、効率的にしごき・決め押しによる効果をご確認いただけます。また、V2021.0.1よりProcess editorからの設定に対応したため、設定方法も改善されております。